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【Netflix】ブラックミラー/ ブラックミュージアム(Black Mirror/ Black Museum)

ブラックミラー/ ブラックミュージアム (Black Mirror/ Black museum) -Season4

※Black Mirrorは1話ずつ全く話が異なり、ほとんど繋がりはないので、気になるエピソードだけ見て大丈夫です。

 

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(解説ネタバレあり↓)


ニッシュという女の子が、田舎町のガソリンスタンド(?)横にある”Black museum”という博物館で、時間を潰すところから物語は始まります。


博物館の中には、様々な犯罪に使用されたものが展示されています。


猿のぬいぐるみは、とても悲しいものでした。事故で植物状態になってしまった奥さんの意識を旦那さんの頭の中に入れてみたものの、新しい彼女ができ、邪魔になった奥さんの意識をぬいぐるみの中に閉じ込めるというもの。


自分がぬいぐるみ中に入れられてしまうなんて、想像しただけで怖すぎる...


最後に、この博物館の目玉が紹介されます。
犯罪者の男性(本当は無実)をホログラム化(リアルな3D映像化?)し、それに電流で痛みを加えて、その様子を鑑賞する。というもの。ドSの極み....


実物ではなく、あくまで”リアルな映像”のため、観客はその様子を楽しみます。
人を攻撃するゲームや映画などが世の中にたくさんあるので、需要があることは分かります。


しかし、本人は映像化された姿であっても”意識”があるので、痛みを感じます。苦痛な時間は何度も何度も繰り返されます。


これは本当に怖いことです。


最近ではネット上ではすぐに人を叩いたり、傷つける人がたくさんいます。


ネット上であれば(相手は実在していても)攻撃できる、ゲームなどのバーチャル世界でなら人を痛めつけられるという、人間の怖さがこのエピソードでうまく表現されていると思います。

 

ニッシュはなぜこの田舎町にきたのか...は、言わないでおきます。ぜひ観てみてください。


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<出てきた英語表現>


- This place ain’t for the faint-hearted.

(この場所は臆病な人には向かないぜ)

 

the faint-hearted 気の弱い人/臆病な人

ain't は省略表現で、 am not、 are not、 is not、has not、 have not の略として用いられます。


ain't はもともと方言由来の語で、粗暴さを感じさせる言い方として用いられます。

(日本語に訳すとしたら、〜じゃねえ!〜だぜ!のような雰囲気です。)


若者を中心によく使いますが、ニュアンス的に粗暴なイメージのため、丁寧な言葉使いが求められるフォーマルな場面には適しません。